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June 28, 2005

親知らずの抜歯とその後の経過

桜内文城です。

このブログは本来、公会計に関する情報発信と意見交換のために開設したのですが、昨年来の親知らずの炎症による入院→抜歯手術→後遺症(下顎の知覚麻痺)といったストーリー展開の方が皆様の興味をそそったようですので(笑)、今回は抜歯に至る経緯とその後の経過について報告します。

そもそも左下の親知らず(完全に横向きになって歯茎の中に埋まっていた)の鈍痛が始まったのは昨年10月下旬のこと。近所の歯医者さんによれば、入院施設のある大学病院などでなければ抜歯は難しいとのことで、当初は抗生剤をもらって抜歯の時期を探ることにしていました。しかし、11月中旬には顎の炎症の影響で口がほとんど開かなくなってしまい(上下の歯の間が1cmも開かない状態)、毎度の食事にも難儀しましたが、口が開かないことには抜歯手術もできないとのことで、さらに抗生剤の投与を続けました。

抜歯手術のための入院の時期については、仕事の関係もあって12月11日として予約していたのですが、11月下旬には抗生剤の効き目もなく炎症が激化し、遂には顔の左半分が文字通りお多福さんのようにパンパンに腫れてしまいました。入院前夜には体温も39度を超え、さすがに耐え切れなくなって予定を早めて入院しました。そこから5泊6日の間、延々と抗生剤と消炎剤の点滴を受け続け、いったんは退院。そして12月7日に口の開きが3cm近くまで達したので、遂に抜歯手術を受けることになりました。

手術は1時間を越えました。結構、根深く生えていた親知らずだったようで、叩き壊すのに相当の衝撃がありました(途中、動脈も切れて出血が止まらなくなったようですが)。さらなる出血の危険性もあったので、再度1泊の入院をしました。これで親知らずともおさらばと「やれやれ・・」とも思ったのですが、それで話は終わりません(むしろそこからが長かった)。(>_<)

実は抜歯手術の際の強烈な衝撃(要はハンマーでガンガン叩いて埋まっている親知らずを粉砕するので、もし骨粗鬆症の人だったら確実に下顎を骨折するでしょう)で下顎に走る神経まで切れてしまい、今度は下顎及び下唇(いずれも左側のみ)の知覚麻痺の後遺症が現れました。最初は全く知覚がなくなった部分もあり、また運動神経もやられたのか、食事中につい唇の裏側を噛んでしまい(知覚がないので痛みはない)、口内炎になることもたびたびでした。その後、本当に少しずつでしかありませんが、とりあえずは確実に回復しているようです。手術後3ヶ月を越えるあたりから唇の裏側を無意識のうちに噛んしまうことはなくなりました。しかし、手術後6ヶ月以上を経た今になっても、まだ知覚は完全には戻りません。何かで突っついてみても「ピリピリ」という感覚があるだけで、「何か当たっているような?」といった感じです。外見上はわからないかと思いますが、商売柄、長時間話をする機会が多いので、下唇(左側)が思うように動かないのは常に気になります。今のペースの回復状況からすると、手術後1年経ってどこまで回復するのやら・・という感じです。

【番外編】僕はそろそろ(数え年で)厄年を迎えるのですが、上記の親知らずだけでなく、このところいくつか身体にガタがきているのを実感します。

抜歯手術の前後から右手首に違和感があったのですが、今年の1月頃には明らかに右手親指付け根の腱鞘炎と診断されました。僕の仕事柄、結構重い荷物を背負って移動することが多いのですが、あの手首の痛みには本当に参りました。1月下旬に一度手首にステロイド注射をしてもらったのですが、ほとんど効き目がなく、その後かえって痛みが増してしまいました。「これはどうにもならんのかな?」と諦めかけていたのですが、腱鞘炎を多数治療している整形外科医の先生を紹介してもらい、5月中に二週間の間隔をあけて二度ステロイド注射(前のとは少し成分が違ったらしい)を受けたところ、嘘のように痛みがなくなりました。再発する場合も結構あるそうなので、現在、手首に負担をかけないよう気をつけているところです。

さらに言えば、4月中旬に腰(背骨の少し右側)に違和感を覚え、臀部から右腿が痺れる状況が続きました。歩くときには「もうダメか」と思うほどの痛みと痺れだったのですが、これも某整形外科でレントゲンを撮ってもらったところ、とりあえずは背骨の間の椎間板が潰れているわけではないとのことでしたので、しばらく様子をみよう・・と言っているうちにいつの間にか痛みがなくなっていました。

もう一つおまけに言うと、以前よりも乱視(実は小学生高学年以来放っていた)がきつくなって、仕事にも差支えるようになってきたので、これも某病院に行って精密検査?を受けたところ、両目とも微妙に異なる二つの方向(例えば上下と左右、それぞれ角度が違うらしい)で像がずれる不正乱視と診断されました。眼鏡での矯正は一方向しかできないので、ハードコンタクトをつけてみれば?と言われ、試しに入れてみたところ、痛くて痛くて涙がボロボロでした。(T_T)

そもそも運動不足ですので、今後は身体を鍛えたいと思っています。そうすれば上記のような情けない状況も少しは改善するかな?と思っています。

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Comments

本日、下2本、親知らず抜歯いたしました。こちら、シアトルの口腔外科専門の歯科医さんにお願いしたのですが、手術前の事前診断時に、いやというほど「永久に舌および口周りの神経の麻痺が起こりうる」ということを説明されました。そして、「麻痺が起きても訴えません」という書面にサインされられました。(サインなしでは手術してくれないのですが(笑)

先生いわく、1%くらいの確率でおこるとのこと。いまこのコメントを書いている時点でほぼ手術から12時間ほど経過していますが、さいわい僕の場合は大丈夫のようです。

桜内さんの場合、もし事前に神経麻痺の説明が一切なかったのなら、訴えてみてもよいのでは。慰謝料ぐらいもらったほうがいいですよ。なんて、アメリカ生活が長いとつい何でも訴訟、訴訟と考えてしまいがちですが...

Posted by: saroseattle | September 17, 2005 at 14:51

その後の経過はいかがですか?
実は私も先週、親知らずを抜き、桜井さんと同じ症状に悩んでいます。
下層神経の麻痺で左側の下口唇および下顎のしびれがひどく、全く知覚がわからない部位もあります。その後の経過も不安ですが、今はこのしびれに疲れてこめかみ辺りまで痛みを感じることもあります。

民事訴訟もされているケースもあると聞きます。今は腕のない歯科医に腹立ててます。
明後日には、院長と話をすることになっています。
起きてしまった事は、戻せないですが、出切る限りの事はしたいと思っています。
とんだクリスマスになりそうです。。

Posted by: 本多 結 | December 23, 2005 at 08:55

本多様
桜内です。本多さんの症状は、僕の場合とほとんど同じだと思われます。
その後の経過ですが、当初、担当医によれば「回復は3ヶ月程度、人によっては半年かかることもある」とのことでしたが、僕の場合、丸一年以上経った今でも、完全には回復していません。もっとも、今も少しずつですが回復している実感はあるので、あと数ヶ月もすれば気にならない程度にはなるかもしれません。
とは言え、麻痺があると物理的にも話がしづらいですし、最初は唇の内側を無意識に噛んでしまうこともあろうかと思います。神経の損傷ですので、目に見えるような回復はなかなか期待できないのが辛いところです。
民事訴訟は、それでいくらかでも気が済むのならやるべきだと思います。ただ、僕の場合、①どうせお金がいくらか入っても知覚麻痺が直るわけではない、②(大学の)同僚を訴えるのはさすがにやりにくい、といった理由で、泣き寝入りしています。自分もそうなのですが、少しでも早いご回復をお祈りするばかりです。
取り急ぎ。 桜内文城 拝

Posted by: 桜内文城 | December 28, 2005 at 16:49

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